目次
■(1グループ4,5人)×8グループくらいまで一度に行えます。
災害時の避難所運営シュミレーションゲーム。
■模造紙
■校舎見取り図
■A4用紙(20枚くらい)
■マジック
■テーブル
■各グループの対応状況を共有
■各グループの良い取り組みを紹介
自主防災組織などのように、定期的にHUGや避難所運営について考えられことはまれで、防災学習の一環として学校さんが行う場合は、年に1度、もしくは数年に1度、HUG(避難所運営ゲーム)に取り組むのではないかと思います。
避難所運営について考える限られた時間で、とても貴重な機会です。
ですから、より多くの気づきと臨機応変力につなげていただきたいので、最後の振り返りの時間だけでなく、ゲームの途中でも他のグループの対応などを共有することを大切にしています。
有事や災害時、8割の方がフリーズ(思考停止)してしまうといわれています。さらに、発災後は防災無線やサイレンが鳴り響きますので、さらに動揺したり冷静さを欠いてしまいます 。
大きな自然災害を目の当たりにして、無力感にさいなまれまる方も少なくありません。
災害時に多くの方が抱く無力感には2種類あります。
①災害を前になすすべがない無力感
②救助や物資が届くまで何もできなかった無力感
①は、災害は、人間の手でコントロールすることはむずかしいので、コントロールできない無力感といえます。
②は、救助がくるまでに何かできることがあれば、「コントロール可能」な無力感。
災害時、自分が置かれたところで できることは限られているかもしれません。
ですが、できる行動が増えれば増えるほど、無力感を軽減させることができます。
また、「限られた環境の中でも、できる限りのことをやれた」という思いは、こころの回復スピードを早めてくれます。
災害を防ぐ「防災」には限界があると思います。
ですが、災害時の被害を小さくする減災は可能です。
フリーズ(思考停止)にならずに、すぐに行動できる人が増え、災害によって悲しむ人、大変な思いをする人が減りますように…。
一人でも多くの方に知っていただけたらと思います
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