• レジリエンス(折れない心・柔軟性)と自己効力感を高め、変化が激しい時代もしなやかに生き抜く

    教育現場のさまざまな事情

    この記事を見たとき、教育現場の
    働く環境は、確かに特殊な事情が
    あるかもしれないと思いました。

    毎年5000人が心を病む「教員」の過酷すぎる実態
    多忙で孤立「壊れる教員たち」の過酷すぎる現実
    教職員の異質許さない「ムラ社会」で起こる悲劇

    (東洋経済オンライン 記事)

    教育現場に関する記事を読みながら、
    相談員の仕事を全うできなったことや、
    震災後に子ども達の心のケアの人員が
    不足しているときに現場を離れてしまった
    ことなどを思い出しました。

    ◆学校現場で働いて自分が感じたこと

    教職員のみなさんのお仕事を拝見して
    感じたのは、同じ教育現場でも、
    小・中・高校、大学ではかなり事情が異なると感じました。
    また、同じ高等学校でも、
    私立と公立校では事情が違ってきます。

    教職員のみなさんの大変さを全て
    理解しているとは思っていませんが、
    私が見たり感じたことを、
    まとめてみたいと思います。

    ですがこれは、教職員の皆さんの
    大変さのほんの一部分だということを
    前置きしておきます。

    ◆教職員とは

    教育を直接に担当する教育職員 (教員) とその他の教育関係の仕事に従事する教育関係職員の総称。 現行制度に関しては学校教育法および学校教育法施行規則などにおいて,校長,教頭,教諭,助教諭,講師,養護教諭,養護助教諭,栄養教諭,事務職員,実習助手,寄宿舎指導員,学長,副学長,教授,准教授,技術職員などがあげられる。

    出展:教職員とは―コトバンク

    ◆学級担任制の小学校

    ご存知の通り、
    学級担任制の小学校の先生は、
    朝の会から帰りの会まで
    休み時間も給食時間も
    一日中、子ども達と一緒に過ごします。

    「先生、一緒にボール遊びしよう!」
    「先生、見てみて!」などの
    子ども達の気持ちに応えたい
    低学年の先生方は、子ども達が
    下校するまで自分がトイレに行く
    時間すらなかったということも
    めずらしくないそうです。

    学習発表会、運動会などの準備、
    (中・高校では、文化祭、体育祭)
    中・高校であれば、力仕事なども
    生徒さんに準備してもらうことが
    できます。

    ですが、小学校の行事の準備、
    力仕事をするのは、基本、先生方になります。

    学級数が減って児童数、
    先生方の人数が減っても、
    準備するものは大きく変わりません。
    (入場門、テント、点数版、机、いす、万国旗など)

    大きく、重いものも多いのです。
    安全に準備するためには、
    前日の保護者の協力が不可欠なのだと感じました。

    ◆教科担任の中学校・高校

    中学校・高校は、教科担任なので
    日中の休憩時間は小学校の先生よりも
    確保できるかもしれません。
    が、もちろんその時間も
    授業の教材作りなどの仕事があります。

    また、部活動の指導などで
    下校までの時間が長く、
    また、土日も部活や大会で
    仕事になることも少なくありません。

    土日の部活、大会などの引率を
    しても、代休がないことも…。
    年次休暇で休みは取得できますが、
    教科担当の変更などの調整が
    必要になるので、土日出勤した分
    全ての代休をとるのはむずかしそうです。
    (行事が土日に行われた場合は、学校全体として代休になりますが)

    部活が盛んで指導に力を入れる
    先生のご家族は、平日も土日も
    家族みんなで一緒に過ごす時間は
    少なくなると思います。
    土日も指導していただけるのは、
    ご家族の理解と協力あってのことだと感じました。

    さらに、思春期の子ども達と
    人間関係を構築しつつ授業、
    部活などを通して生徒の指導。
    我が子でも大変なのに、
    大人と距離をおきたいオーラ全開の
    思春期の子ども達と関わる先生方のストレスは、容易に想像できます。

    ◆小・中・高校の共通の特殊な事情

    《自分の子どもの行事に行けないことも》
    同じ市内にある学校の
    運動会、学習発表会、文化祭
    入学式、卒業式の日程が
    重なってしまうこともあるようです。
    (保護者が参加しやすいように土日に行うためです)

    学級の子ども達が行事に向けてきて
    頑張っていたことを誰よりも知っている
    担任の先生は、「行事を休む」という
    選択をするのはむずかしいのでは…と思います。

    ということは、自分の子どもの
    入学式、卒業式、運動会、学習発表会、
    文化祭に行けないこともあるということです。


    《部活の大会や発表会にも行けないことも》
    部活の顧問になっていたら、
    中学校総合体育大会、高等学校総合大会等
    各種大会の日程が重なることもあります。
    となれば、自分の子どもが出場する
    大会に応援に行けないということも…。


    《昼食(給食)時間が短い》
    周りのクラスメイトが休憩している時間に
    相談室に行くことは子ども達にとっては、
    ハードルが高いことです。

    ある中学校さんでは、
    生徒さん達との距離を縮めることや
    スクールカウンセラーを身近に
    感じてもらうために、
    各クラスで給食をとらせてくださいました。

    お昼時間は40分間位ありましたが、
    その時間内に…
    ・給食の配膳
    ・食事の時間
    ・片付けの時間
    ・牛乳パック洗い(リサイクにするため)
    ・上記がおわったら、本当の休み時間
    (といっても、この時間に
    生徒指導、各種委員会などの集会が
    ある日も少なくありません)


    私としては、相談室で待っているよりも
    普段の活動の中に参加して、生徒さんと
    一緒に遊んだり、おしゃべりをしたいと
    思ていたのでかったので、とてもありがたい時間でした。
    (先生方のご理解とご協力のおかげです。)

    ですが、話しかけようと思っても
    話しているうちに給食時間は、あっという間。
    私の感覚では、食事の時間は
    10分間くらいだったように思います。

    食器等を回収するトラックが来るまでに
    食べて、食器を配膳室に片づけなければ
    ならない生徒さん達も、ゆっくり食べている余裕はありません。

    先生方も食事の時間の短さに、
    最初は、飲み込むように食べていたと
    おっしゃっていた先生もいました。
    (すぐ慣れたそうですが、適応せざるをえなかったのだと思います)

    私も「給食の居残り」にならないよう、
    食器の片付けに迷惑がかからないよう
    子ども達の食べるスピードについて
    いくのがやっとでした(笑)。


    これは、職員室で給食を食べていたら
    知ることができなかった、
    リアルの生徒さんや先生方の
    昼休みの過ごし方や実情です。

    それを知ることができたのも、
    各クラスで先生や生徒さんと一緒に
    給食をとらせていただいたおかげです。
    とても貴重な経験をさせていただきました。

    子ども達と同様に、先生方も
    休憩時間はありません。
    昼休みに子ども達が
    先生を訪ねてくるときもあります。

    ですから、
    就業時間通りの休憩をとれることは、
    ほとんどないのでは…と感じました。
     

    ◆大学

    大学生になると親元を離れて
    1人暮らしをしている学生さんも少なくありません。
    例えば、連絡もできないくらい
    具合がわるくて連続欠席した場合…。

    小・中・高校の子どもさん達の
    ことであれば、保護者に連絡をとれば
    子どもさんの様子が把握できるのですが、
    大学生の場合は、それができません。

    クラス担任制を導入している
    大学の担任の先生は、自分で
    学生さんに確認をとらなければなりません。
    (無事に連絡がとれるまで、とても心配なようでした)

    また、ハラスメント予防などから
    同僚の教職員さんに話しかけるとき
    以上に、学生さんへの話方に神経を
    使われている先生も少なくないかもしれません。

    これは、人権を守られるなど
    学生さんにとっては良いことだと
    思いますが、ご自分の体調以上に、
    学生さんの心身の健康状態を気にかけている
    先生方も少なくないような印象がありました。

    大人と年齢が近い学生さんと関わる
    大学の先生方には、小・中・高校
    とはまた違った大変さがありました。

    ◆教育現場の特殊事情

    《授業・部活動の以外の業務も たくさん》
    ・校務分掌
    ・進路指導
    ・生徒指導
    ・委員会活動 など…


    様々な人間関係の構築》
    児童・生徒・学生、保護者、
    同僚教員、管理職、地域住民などと
    様々な人間関係を構築しなければなりません。
    しかも表面的な関係ではなく、
    関わる中で深く濃い関係に
    ならざるをえないことも少なくありません。


    《公立学校は残業手当がない》
    「公立学校の先生方の残業代がでない」
    ということを知らない保護者も少なくないようです。

    「子ども達のために」と思えば思うほど、
    プライベートの時間や家族との時間を
    削らなければならない事情を世間に
    知ってもらうことも、子ども達の環境を
    考えることにつながるではないかと思います。

    上記以外には…
    ■先輩・上司という明確な相談相手がいない
    ■自分も相手も忙しくて相談する時間がない
    ■教育現場のことは教職員以外(自分の友達や家族には言いにくい)
    ■災害から子ども達の命を守る使命と重責

    さらに、最近では
    ■コロナ感染防止対策の負担 なども…。
     

    教育現場のお悩み|ひとりで抱えていませんか

    ◆教職員のみなさんのサポートカウンセラーとは

    教育現場での経験を活かし、
    教職員のみなさんが抱えるお悩みを
    一緒に考え、問題解決の糸口を見つけるお手伝いをいたします。

    《経歴》
    ・小・中学校(岩手県スクールカウンセラー)
    ・高校(岩手県高等学校 実習助手)
    ・大学(学生相談室)
    ・フリースクール講師

    ◆教職員サポートカウンセラーができること


    例えば…
    1)仕事や職員室の雰囲気に なじめない
    2)子ども達とのかかわり方が むずかしい
    3)ただ、だまって話を聴いてほしい
    4)転任したばかりの学校で、
      防災・安全管理の担当になったが、
      これまでの防災講座の引継ぎもない。
      何をしたらよいか、相談先もわからない、など…。

    上記のようなお悩みだけでなく、
    学校関係者以外には相談しにくい話もあるかと思います。

    また、
    外部からは見えにくい仕事内容を
    一から説明して相談することが大変。
    だから結局、誰にも相談せずに
    一人で抱え込んでいるという方もいらっしゃるのでは…と思います。

    ➡教育現場での経験があるので、お悩み場面が想像できます
    ➡ですから、すぐにお悩みの本題に入ることができます
    ➡相談する際の負担を軽減できます

    ◆相談方法・料金

    1)対面(直接お会いして)
    2)オンライン(zoom)
    3)  〃  (ビデオoffで音声のみでも)
    4)チャット相談
    * お話しやすい方法をご指定ください。

    《料 金》
    ・1000円/10分
    ・1セッションの目安(50分)
    ・時間延長することも可能です

    ◆お申し込み方法

    1)このHPから直接申し込み
      ➡ 問合せ先ページ

    2)LINEチャットご希望の方は、下記からのお申し込みとなります

    なぜ、教職員サポートカウンセラー?

    実は、20年以上前
    県立高校で実習助手として働いていました。
    隠すつもりもなかったのですが…。

    学校現場での経験を話すと
     「先生」と言わせてしまったり、
    気を遣わせてしまうのが申し訳なく
    意識して自分からも言わないように
    していました。

    そうしているうちに、
    高校で働いていたことが
    記憶の片隅に追いやられてしまっていたようです。
    (ということに、最近、気づきました)


    ですが、先日、当時の夢を見ました。
    今でも勤めていたら、おそらく
    若い人達に教えなければならない
    立場になっていたと思います。(「年齢が上だから」というだけのことですが)

    そういうこともせずに、
    離れたという引け目が夢を見させたのか…。

    また、3月11日が近づいてきて
    学校で働いていたことを思い出す機会が
    多い時期というのもあると思います。

    さまざまな教育現場で働く機会を
    いただいていながら、当時は
    何の役にも立てませんでした。

    もし今、学校で働いていたら
    悩み多き 若い教職員さんに
    毎日、元気と勇気を与えられる自信があります。

    「なんだぁ 完璧じゃなくても
    勤め続けることができるんだ。
    何とかなりそうな気がする♪
    自分にもできそうな気がしてきた!」と…。
    私の背中を見て、毎日、
    自信をもっていただけたのでは…と思っています。

    そんな私でも…
    学校現場じゃなくても…
    新採用の教職員さんの親御さんと
    同世代になった今だからできること。

    それが、
    教職員サポートカウンセラーです。

    今、教育現場で働いている
    20代の教職員さんは、震災当時
    中高生だったかと思います。

    あの時、力になれなかった分も
    合わせて、親戚のような存在で
    一緒に解決への糸口を見つける
    お手伝いができればと思っています。