• レジリエンス(折れない心・柔軟性)と自己効力感を高め、変化が激しい時代もしなやかに生き抜く


    ぼうさいカフェは、
    大船渡市社会福祉協議会さんが
    定期開催してくださっている
    未就園児の親御さんやご家族を対象にした子育て講習会です。

    ◆4月のぼうさいカフェ

    ・テーマ「ママ達がしている防災対策(備蓄・保管場所)」

    継続して参加してくださる方、
    遊びに来た日にスタッフさんに
    声をかけられて…という方など、毎回、
    参加してくださる方が変わることで、
    逆に、交換したり共有できる情報が増える点もすごくいいな…と感じています。

    また、防災にかぎらず、地元のお店や
    お買い情報などの話題がでることもあり
    防災士としての立場を忘れ、私自身が
    主婦の立場でおしゃべりを楽しんでしまうことも、毎回のようにあります(笑)

    毎回、作成していただいてるチラシ



    4月のぼうさいカフェでは、こちらから
    親御さんに質問する前に、1月16日
    (トンガ沖の海底火山噴火で発生した
    津波)のときの家庭での様子、その後、対策したことなどを話してくれました。

    あの日の警報や夜中の大きな地震を
    きっかけに、備蓄品の見直しの必要性や
    子どもを連れて避難することの大変さを実感したという声が多くありました。

    開催後、スタッフさんがLINEで内容を
    発信してくださっていたように、
    お母さんたちの防災意識の高さ、実践力、行動力におどろかされました!

    ・スタッフさんがLINEでシェアしてくれた内容

    1. 防災グッズの中に、ミニ絵本を何冊か入れておくと良い!
    2. サイズアウトしたオムツは、ビニール袋に裏返して入れると、大人も使える簡易トイレになる
    3. 缶ミルクを備蓄に考えるなら、まずは試飲させてからの方が良い
    4. ビニール袋は防災グッズの必需品!物を小分けにするだけでなく、ビニール手袋代わりにも…
      お米を入れて湯煎すると、ご飯も炊けちゃいます!

    LINEを通じて、ほかの親御さんたちにもシェアしてくださって、とてもありがたいです。

    ①ミニ絵本について
    →避難した先でのことを考え、備えているのがすごいです!

    →スタッフさんのコメントの通り、子どもの不安感が軽減されますね!
    子どもの不安は、親や家族の不安ごとにもなりますからね…

    ②サイズアウトしたオムツの活用について
    →災害時に限らず、車内の簡易トイレとして備えておくのも良いですょ!

    トイレが近くにない場所、車をすぐに停められない道路(高速道路、三陸道など)では、オムツがはずれた年齢のお子さんがいるご家庭でも、トイレ探しに苦労した経験が1回くらいはあるのではないでしょうか。

    前の座席だけでなく後部座席にも、簡易トイレを手に届く範囲(荷台など車から降りないと取れないところじゃないにところ)に備えてあると、「トイレ、トイレ!!」と言われたときの焦り方が違ってきます。

    →コロナ禍で公衆トイレが使用禁止になっているところも少なくありませんでした。災害時に限らず平時から備えておくと、もしものときあわてずにすみますょ…

    →「交通渋滞にはまったときがあって、そのときも携帯トイレを備えておけば良かったと後悔したことがある」というスタッフさんは、車内にも携帯トイレを常備しているそうです。


    ③缶ミルクについて
    →「たくさん購入した後、試しに飲ませてみたら子どもが飲んでくれなかった」そうです。

    実体験に基づく情報は、ほかの親御さんたちも とても参考になるようです(もちろん、私も)。
    こういう情報をシェアしてもらえるのも、ぼうさいカフェのありがたいところです。

    *そのほかにも・・・
    ・非常持ち出しリックを背負って実際に歩いてみたら、とても重くて大変だった。大人の荷物を減らすなど、持ち出し品をあらためて見直した。

    ・夜中の地震は、子どもが熟睡していて起きないことも少なくない。けど、抱っこして逃げなければならないときには、逆に寝ててもらった方が助かるかも…

    地震で起きて、怖がって泣かれたりするよりも、おとなしく寝てもらっていた方が避難行動がとりやすい。(→ほとんどのお母さんたちが、うなずいていました)

    ・衣装ケースに備蓄品を保管しているので、もしものときは、それを車に積んで逃げることにしている
     (→大雨・洪水災害時の避難行動。津波災害時、浸水の恐れがない地域にお住いの親御さん)

    ・数カ月で服やオムツのサイズが変わるので、備蓄品や持ち出し品を見直すのが大変。けど、大きな地震が何度も起こっているので、もしものときにあわてないように備えておきたい

    避難することになったとき、
    大人の自分は我慢できるし、
    どうにかなると思うけど、
    子どもが我慢できるか(持ち出した
    オムツ、ミルクで足りなかったとき。
    オムツ替えのスペース、ぐずったとき周囲に迷惑をかけないかなど…)

    お子さんのことに関しては、
    不安が尽きないようでした。

    ◆子どもと一緒に参加しやすい環境づくり

    ・心地よく、話しやすい空間


    親御さんが話に集中できるように、
    スタッフさんが子どもさんと
    一緒に遊んでくれたり、抱っこ
    してくれていたりもしますが、
    あやしながら参加してくださる親御さんも少なくないです。

    ・スタッフさん

    眠くなったお子さんを寝かしつけたり、
    お子さんが他の場所に連れ出して
    ぼうさいカフェの場に、親御さんがいなくなるときもあります☺
    (大人の私ですら、一回でいいから触ってみたい、遊んでみたいと思うおもちゃがたくさんありますから…(笑))

    ぼうさいカフェの様子(2021年度)


    そのようなとき、スタッフさんから
    震災当時のことやぼうさいカフェへの
    思いをうかがえることがあります。

    「震災で被災した親戚などを実際に
    見てきたので、いつ自分や身近なところに災害が起きるか分からないと思っている」

    「自分の家や自分の子どもだけが良ければ…という風には思えない」

    「あ~、このこと伝えておけばよかったーと、災害が起こったあとで後悔したくない」

    「知っておいて良かった!と、もしものときに思ってもらえたら…」など…。


    災害時に困ることが想像できる
    (実際、経験もされてる)から、
    スタッフの立場としてだけでなく、
    同じ親の立場としても、備えの大切さ
    を伝えてくださっているのだと、
    このようなお話を聞くたびに感じ、
    温かい気持ちになります。
    (私ひとりだけでは もったいないので
    この場を通じて、読んでくださっている方にもシェアさせていただきます)


    「ぼうさいカフェ」がなかったら
    スタッフさんのそのような思いを
    知ることもなかったと思いますし、
    未就園児のお子さんを育てている
    親御さんたちと出会うこともなかったのではないかと思います。

    改めて、「ぼうさいカフェ」を
    作ってくださった方や継続して開催
    してくださった担当スタッフさん、
    大船渡市社会福祉協議会さんに感謝いたします。
    いつも、本当にありがとうございます。
    2022年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

    ◆次回の(仮)テーマは…

    ・親御さんたちの声から…

    親御さんたちのお話内容から、
    久しぶりに「実際に作ってみる」
    という内容にしても良いのでは…と思いました。

    ■ ビニール袋とオムツで簡易トイレ

    ■ ビニール袋とタオルで簡易オムツ
    「災害時は、布オムツが良さそう。繰り返し使えるから…」という親御さんの言葉が印象に残っています。


    といっても、テーマはまだ決定していません…。これから、スタッフさんに内容を提案してみます!

    親御さんたちが話していた内容から
    次回テーマを決めることができるのも
    ぼうさいカフェの良いところだな…と思っています。

    「大船渡(被災地)に来てから、特に、防災について意識するようになった」

    「守るべき存在(子ども)ができてから、備えについて考えるようになった」
    と、ぼうさいカフェに参加してくださる親御さんが多いです。


    1つでも役立つ情報をお伝えできる
    ように、子育て世代の防災対策などにもアンテナを立てて過ごしたいと思います。

    ◆ぼうさいカフェ以外にも…


    転勤で大船渡・気仙に住んでいる
    という親御さんも少なくないです。

    ぼうさいカフェだけでなく、
    保健師さんによる健康相談会や
    管理栄養士さんによる栄養相談会、
    心身共にリフレッシュできそうな
    ヨガ体験などのイベントなども定期的に開催されているようです。

    お子さんの友達作り、
    親御さんの情報交換の場、
    子どもと一緒のおでかけにも
    「つどいの広場」さん、おススメです!

    感染症対策で、利用人数が制限される
    ときもあると思いますので、事前に問合せしてみてくださいね☎


    ◆問い合わせ先
     → つどいの広場わいわいステーション(大船渡市社会福祉協議会)さん