• レジリエンス(折れない心・柔軟性)と自己効力感を高め、変化が激しい時代もしなやかに生き抜く

    これは、2021年10月に自主開催した
    勉強会のことをまとめたものです。

    防災・減災の学びを深めたり、
    防災活動をしていての悩みや
    課題を共有することなどを目的に行いました。

    ◆講師は、現役の大学院生|岩手県防災士会仲間


    講師を引き受けてくださったのは、
    現役大学院生 堀合 紳弥さんです。

    防災士会の研修等で知り合った
    当時、大学生だった堀合さんに
    「青森と岩手で、いつか一緒に防災の
    取り組みを」と提案していただいていたのに…。
    実現するのに2年もかかってしまいました。

    ですが、コロナ禍で
    目の前にいなくても、離れていても
    リモートで打ち合わせや会議、
    研修等が行えることを知ることが
    できたから、実現できたように思います。


    講演していただいた「避難行動」は、
    津波災害に限らず、近年増えている
    気象災害の避難行動を促すヒントにもなりそうな内容でした。

    防災・減災対策、特に、
    人的被害や悲しむ人を一人でも多く
    減らす対策については、同じ地域住民
    だからこそ、話題にすることをためらってしまうこともあるのではないかと思います。
    (私も、そう思っている一人です)


    中学生で被災、
    遺族の立場でもある堀合さんから
    「子ども世代に語り継ぐ必要性」
    などについてうかがうたびに、
    「三陸沿岸は、津波常襲地域。
    躊躇している場合ではないですょ」と、
    何度も奮起させてもらっていました。

    岩手や東北の防災・減災力を高めたい
    と頑張っている学生さんと一緒に活動
    したり、刺激を受けたりする仲間を
    増やしていけたら…という思いも
    どんどん強くなってきました。
    (甥っ子を応援する親戚のおばさんの気持ちに近いかもです)


    大学院でも、防災や避難行動について
    研究している堀合さんですが、
    ときには「しんどい…」と思うこともあるそうです。

    ですが、震災での体験や
    「災害はなくせないけど,人は守れる」
    「災害の犠牲者を減らしたい」
    という思いが、研究や防災活動を続ける原動力になっているそうです。

    (堀合さんが紹介されています)
    ▼NHKこころフォト ~忘れない~
     https://nhk.or.jp/kokorophoto/photo/258.html

    ◆講演内容|参加してくださった方の感想

    勉強会の様子

    ・講演内容

    ◆震災被害(岩手県山田町)
     ・地震・津波被害に加えて津波火災も
    ◆大学での研究内容
     ・震災当時に関するヒアリング
     ・調査結果から避難行動分析
    ◆防潮堤の役割
     ・研究動画などでわかりやすく
    ◆災害時の避難行動
    ◆避難所生活
    ◆遺体安置所での出来事
     ・気持ちに変化
     ・津波の怖さを一番感じた
     ・今の研究の原動力
    ◆子ども世代に震災を語り継ぐ必要性
      
    振り返ってみると、
    講演時間(45分)に、よくこれだけの内容をまとめてくださったな…と、感心します。

    同じ県内の沿岸部でも,被害内容が
    異なっていたこと、まだまだ知らな
    かったことがたくさんあったこなどを再認識する機会にもなりました。

    ・参加してくださった皆さんの感想


    県内外から参加してくださいました。
    参加目的、防災活動のきっかけなどの
    お話から、参加してくださった皆さん
    それぞれのバックグランドや人情も感じることができました。

    震災から10年以上が経過し、各地で
    毎年のように災害が多発しているにも
    関わらず、県外の皆さんが、今も
    東日本大震災のことや被災地に関心を
    寄せくださっていることを知り、一個人としても とても感激しました。
      
    このことを知ることができたのも
    皆さんと出会えたのも、周知に
    お力を貸してくださった皆さんのおかげです。
    陰でサポートしてくださったり、
    いろいろとありがとうございました。

    ・堀合さんのお話をうかがって…


    勉強会の内容ももちろん感心したのですが…

    ◆記憶違いのことなどを、さりげなく気づかせてくれる優しさ

    ◆参加予定者を事前に確認
     →被災された方がどうか
     →話す内容を考慮

    ◆震災体験
     →参加者に負担にならない配慮も…
     →20代でこのような配慮ができることに、内心、驚いていました。

    いろいろな場面で、何度も
    「しんどさ」を体験してきたからなのではないかと思います。
     
    おそらく、誰にも言えない
    現在進行形の「しんどさ」
    「大変さ」も、まだあるのではないかと思います。

    あのときから、今日まで
    踏ん張ってきてくれた、
    それだけでいいのに…。
    参加された方々への心配りや
    記憶違いしている私に対して、優しさ までも…。


    自分が企画者で、画面の操作に
    集中しなければならない立場で
    良かった、助かった…と思いました。

    もしも、参加者の立場で聴いていたら…。
    それも、
    防災仲間としてか…
    子をもつ親の立場として聴くか…で、
    また違ったことを感じさせられたと思います。
    それは、それでより学びが深まったと思うのですが…。

    勉強会がおわったあと、心の中で
    堀合さんのお母さんにもお礼をお伝えしました。
      
     
    参加してくださった方々のお言葉や
    いただいた気づきと、
    堀合さんが話してくださったことを
    思い出しながら、今後も防災・減災活動を続けていきたいと思わされました。
    (微力ではありますが…)
     
    堀合さんとの出会いと防災仲間になるきっかけをくださった県支部の皆さんにも感謝いたします。
    堀合さん、みなさん、本当にありがとうございました。