• レジリエンス(折れない心・柔軟性)と自己効力感を高め、変化が激しい時代もしなやかに生き抜く

    ◆他人軸、自分軸とは?

    ここでの「他人軸」は、
    何かを決めなければならないとき、
    考えや行動が自分の意思よりも、
    周囲や世間(多数)を基準にする
    という意味で表現しています。


    「自分軸」は、少数、もしくは
    その選択が自分しかいなくても、
    周り(多数派)に合わせることなく、
    自分の意思を基準にするという意味です。

    ◆自分の本音よりも周囲に合わせてしまうのは、なぜ?


    周囲の人と違う行動をするとき、
    人は不安を感じやすくなります。



    例えば、多数決。
    自分がいつも所属している集団
    (グループ、学級、地域など)
    であれば、少数であっても
    自分の思った通りに挙手できる人は多いかと思います。

    ですが、初対面の人が多い
    研修会や会議だった場合、
    普段よりも、周囲の意見や反応が
    気になる人は少なくないのではないでしょうか。


    顔見知りの人がいない場や
    自分が普段、所属していない場は
    「安心安全の場ではない」ため
    普段よりも不安が高まり、
    その不安感を軽くするために
    周りの人の行動に合わせ
    「無難な選択」をすることで安心感
    を得ようとしてしまいます。

    ◆コロナ禍(非常事態)の心理、人間行動


    コロナのような未知の感染症が
    蔓延したり、目には見えないものが
    相手になると、余計、
    不安や恐怖、混乱が起こりやすくなります。


    さらに、
    緊急事態宣言が発令されたり、
    普段とは異なる状況(非常事態)が
    続くコロナ禍は、これまで誰も
    経験したことがなく先行きが不透明で
    さらに不安感が高まります。
     

    ◆「備えの心(防災×心理)」を知っておくと…

     
    そのようなとき、
    以下のような心理・行動が起こりやすくなります。


    ■冷静に判断できない、思考停止状態に陥る
    ■これ以上、不安を感じたくない
    ■無意識に安心感を求めて、周りと同じ行動をしたがる



    思考が停止しているときは、
    普段以上に周りと同じ行動をとってしまいます。

    有事や災害時、
    思考停止になる人の割合は8割といわれています。

    災害時などの不安な状況下で、
    みんなと同じ行動をする人が増えるのは、
    安心感を求めているから…と言えるかもしれません。

    ですから、有事や災害時は特に、
    信頼できる発信元からの
    正しい情報を収集することが大切なのです。
    (➡安心につながります)

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    事前に、非常事態や災害時に陥りやすい
    「備えの心(防災×心理)」を知っておくと、
    同調効果や集団心理に陥らず、
    落ち着いて行動できる場面が増えていきます。
     
    結果、噂やデマ、不確かな情報に振り回されなくなります。
     
     

    ◆同調効果とは

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    コロナ禍で、「同調圧力」という
    言葉をよく目にされた方も多かったのではないでしょうか。


    昨年は、日本中で
    トイレットペーパー等が品薄になりましたね。
    あの時に、本当に必要だった方も
    たくさん いらしたと思いますが…。


    家にストックはあるけど、
    みんなが買っているから買わないと…などと、
    「みんなと一緒の行動」をする人
    が多くなると
    買い占めなどが起こります。

    普段の生活の中でも、
    「周りの人と同じ」じゃないと不安になるときはありませんか?

    その不安は、同調効果によるものです。

    同調効果とは、自分の意見や行動を
    周囲に合わせたり 同じ行動をとる心理
    です。


    この心理が怖いところは、
    周囲の意見や行動に違和感があったり、
    周囲が間違えているとわかっていても、
    その場の空気に合わせて意思決定してしまう
    ところです。

    ◆「周囲と同じ」じゃなくても 不安にならないために…


    同調効果の影響は、とくに
    集団でいるときに起こりやすくなります。

    所属していることによる安心感があり、
    なかなか むずかしいかもしれませんが
    自分の本音や違和感などを大切にしていただきたいです。


    それを見逃していると、
    自分の本当の気持ちや違和感を感じる
    センサーの反応が鈍ってきたり、
    自己矛盾が起こってきます。

    さらに それが続くと、
    「生きづらさ」につながることもあります。


    それを防ぐためにも、
    「思考停止していないか」
    「本当は、自分はどう思うのか」
    「本当は、自分はどうしたいのか」
    意識して、俯瞰することを習慣にしてください。

    それが身についていくと、
    「みんなと一緒」じゃなくても
    不安にならなくなったり、
    自分の意思で行動ができることが増え
    自然に、自分軸が確立していきますょ。


    –*–*–*‐‐

    だからといって、これを機に
    防災に関心をもつ方は少ないかと思いますが…(笑)


    「防災」以外にも、
    周りに振り回されず
    自分軸で生きる方法は他にも たくさんあります。

    自分に合った方法で
    「自分軸」を確立し、
    心地よく暮らしていけたらいいですね…。


    上記の内容が、
    これを読んでくださった方の
    防災・減災につながり、さらに
    自分らしく生きられるヒントになれば幸いです。
     
     

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    下記の内容は、下のリンクページにございます。
    (画像をクリックするとページにとびます)


    《内容》
    ・災害発生時の心理・行動
    ・災害後に陥りやすい心理状態
    ・サバイバーズ・ギルト(生存者の罪悪感)からの解放
    ・災害ストレスからのこころの回復