• レジリエンスな社会、生き方、育て方。個人と組織のパフォーマンスアップにつなる情報サイト。(一社)トータルセーフティネット。岩手大船渡の防災士・産業カウンセラー


ほとんどの方は興味がない
内容かと思います。
長いので、ご関心があり、
お時間がある方だけお読みいただければと思います。

ずっと前から書こうと思っていながら、
なかなか書けなかった内容です。

「書こう」というよりは、
自分がもしも子どもを塾に通わせたり、
相談に行こうかと迷ったときに、
事業内容がコロコロ変わる人の
ところを利用するだろうか…と
思いましたし、
ちゃんとお伝えしなければいけない
内容だと思っていたからです。


数か月前から書き始めていたのですが、
とても恥ずかしい話でして…。
これを書くことは、
情けない自分と向き合う作業でもあり、
なかなか書き終えることができませんでした。


直接、被災していない自分でも、
震災当時のことを語れるようになるまで、
数年かかりました。

被災して仮設住宅に住まわれた方、
ご家族を失われた方々の中には、
まだ、人には言えない気持ちを
抱えていらっしゃる方がたくさん
いらっしゃるだろうな…と感じました。

元・岩手県スクールカウンセラー&大学の相談員

《経歴》
■~2013年3月
   不登校・ひきこもり・障がい者など児童福祉
   岩手県スクールカウンセラー
   大学の非常勤職員(学生相談室)

■2014年1月  食で震災の教訓を伝える活動開始
        (乾燥フルーツComeCome 起業)
■2014年12月 防災士の資格取得
■2020年3月  食で震災の教訓を伝える活動休止
        (乾燥フルーツComeCome 長期休業)
■2020年4月  現在に至る

震災前の子ども達の悩みは…


スクールカウンセラーとして
配属されたのは、主に中学校でした。
(事案や震災後は、小学校に
行くこともありました。)

生徒さんや保護者の方からの
相談対応だけでなく、
別室登校の生徒さんと一緒に
過ごしたり、先生方と定期的に
生徒さんについての情報交換を
させていただいておりました。


震災前の子ども達の悩みの多くは、
「ザ・思春期」という感じ。
友達や学級・部活等の人間関係の
悩みが一番多かったです。

続けてもよいか、迷い悩んだ2年間

震災後の情けない出来事

発災後、岩手県は教職員の人事異動を
凍結しましたので、私も前年度と
ほぼ同じ学校に配属されました。

私が派遣されたほとんどの学校で
新任式は体育館ではなく、
多目的ホールや、広い教室で行われました。
(体育館は地域の方の避難生活の場となっていたからです)

前年度も勤務していた職員も改めて、
新任の挨拶させてくれる学校が多く、私も
挨拶と自己紹介の時間をいただきました。


ある学校の多目的ホールは
1階にあり、窓を開けると
すぐ校庭という環境でした。


始業式、新任式が行われる
ホールから、数メートル先に
建設された仮設住宅が見えるのです。

数週間前まで何もなかった校庭。
子ども達が体育や部活、
昼休みなどに遊んでいた場所に…。
その光景に、ものすごいショックを受けました。

ですが、子ども達は、
そのような環境の中でも、
真っすぐに前を向いて
先生方の話を聴いていました。


自己紹介の順番が回ってきたとき、
子ども達のその姿に
こみ上げるものを抑えきれず、
声を詰まらせてしまったのです。

普段、人前では泣かない方なので
自分でも驚いたくらいです。


「うわぁっ、何してんだろう…」と、
声の震えを抑えようとすればするほど
止めることができず、もう本当に情けなさと
申し訳なさでいっぱいでした。
(今、これを書きながらも情けなさでいっぱいです)

その時とその後もずっと
リピートされている言葉がありました。


「本当に余裕がない時は、泣くことすらできない」


自分のお家が流された生徒さんも
少なくありませんでした。
自分の町、住宅が流され、日常も奪われ、
一番ショックだったのは、
生徒さんだったと思います。

その生徒さん達が、誰も泣いていないのに、
いい年をした大人が、しかも、
子ども達の相談にのる立場の人が、
新任式でそのありさま。


この時のことで先生方から
注意されることも、叱られることも
ありませんでした。

もちろん、生徒さん達も
「あの時、泣いてたよね!」と、
からかってくるような子どもさんも
いませんでした。

正直、学校さんから
叱られた方が、まだ気が楽になって
いたかもしれません。

先生方と一緒に、生徒さんのケアを
第一にしなければならい時に、
先生方や生徒さんに気を遣わせて
しまうようなことをしてしまったことが、
とても申し訳なく、情けなかったのです。

スーパーバイザー(指導者)に懺悔を兼ねて相談


発災直後から、沿岸部の学校には
全国から集まってくださった
県外の臨床心理士さんが、
いらしていただけることになりました。

教職員の皆さんの中にも、
被災されている方も少なく
なかったですし、ご家族が見つかっていない方も…。

体育館には、地域の方が生活していて、
誰も対応したことがない震災対応を
しながら、限られた環境の中で、
一日も早く、生徒さんの日常を
取り戻そうとしてくださっていました。


県外の臨床心理さんの派遣は、
先生方のメンタルケアや
コンサルテーション、スクールカウンセラーの
※スーパービジョン(指導・助言)が主な目的でした。

(※県外の臨床心理士さんによる
スーパービジョンの内容の多くは、
災害時のPTSDや心のケアのついてでした)


スーパービジョンを受けたとき、
新任式で泣いてしまった情けない
出来事を黙っていられず、
県外の臨床心理士さんに
懺悔を兼ねて相談させていただきました。

「家族も住宅も車も被害を免れ、
”泣く余裕がある私”に、
被災した生徒さん達の悩みや痛みを
理解できるか不安です。
新任式の場で泣いてしまい、
周囲に気を遣わせてしまっている自分が
相談員を続けててよいのでしょうか…」と。


県外の臨床心理士さんだけでなく、
震災の前からスーパーバイザー(※)を
お願いしていたカウンセラーさんや、
研修会や情報交換会などでも、
相談したり、ご意見をいただきました。
(※このスーパービジョンの目的は、
質的向上や自己研鑽でした)


ですが、誰一人として「ダメ出し」を
される方はいらっしゃいませんでした。

みなさんのご助言やご意見などを
いただいて、その当時、自分が出した答えは…

「子ども達の心のケアが必要なときに
現場を離れた方が、迷惑がかかる」
そう思って、続けることを決めました。

震災後、変化した子ども達の悩み

震災後、2年間、
スクールカウンセラーとして
勤めさせていただきました。

子ども達の悩みは、
自分自身の「思春期」の悩みから、
自分ことや、自分以外の家族や親せきの
安心、安全に関する内容へと変化しました。


生徒さんの保護者の中にも、
ご家族が津波の犠牲になったり、
家族の行方がわかっていないご家庭もありました。


発災から日が浅ければ浅いほど、
深い悲しみや喪失感を話せる状況ではなく、
そのことを自分から話してくる
生徒さんや保護者の方は
ほとんどいませんでした。


生徒さんの心のケアは、
震災後、児童生徒が抱えている
ストレス状況を把握するために、
岩手県が実施している
「心とからだの健康観察」や
心のサポート授業を通じて、
先生方と一緒に子ども達の様子を
見守り、必要であればすぐ
相談や支援につなげる方法で行いました。


どこの学校の先生方も
生徒さんの心のケアには
かなり気を配ってくださっていました。

スクールカウンセラーを辞めることを決意

継続しながらも、ずっと、
「自分がカウンセラーでよいのか」
という思いがありました。

もちろん、それを払しょくするために
災害のPTSDからの回復ケアや
グリーフケアなどについて学んだり、
スーパービジョンなどで自己研鑽を
続けておりましたが…。


「自分がいなければ、もっと
優秀なカウンセラーさんが派遣さるのに…」と、

最後は、自分のことを
「スクールカウンセラーという虎の威を借る狐」
にしか思えなくなり、辞めることにしました。

 

人間不信に陥った、震災の食の教訓を伝える活動

乾燥フルーツComeComeの活動目的



三陸沿岸には、過去117年間の間に、
大きな津波が3回襲来しています。
平均30~40年周期で、
津波に襲われる地域ということになります。

大人の私は、あともう1回、
震災クラスの津波を経験するか
しないか わかりませんが、
子ども達はあと1回か2回、
また津波を経験することになるかもしれません。


子ども達の「心のケア」で
役に立てなかった分、
震災時の食の教訓を伝えることと、
震災を風化させず、「心の減災」に
なるようにとの思いを込めて、
乾燥フルーツComeComeを始めました。


起業した理由は、こちら↓
にありますので、ここでは省略いたします。

事例集を実体験したような「陰の世界」

世の中の厳しさを知り、人間不信に陥った時期


実は、あるメーカーさんから、OEM
(他社ブランドの製品を製造)のお話を
いただいたことがありました。

商品の中身だけを販売したいのではなく
「乾燥りんご」を通じて、震災教訓を伝えたい
という思いがありましたので、
迷わずお断りさせていただきました。


が、後日、そのことを知った
アドバイザーの方からは、
「自分のやりたい防災にこだわって、
そんな ありがたい話を断るなんて…。
地域資源が防災に役立つことを
発信するのと、OEM商品になるのとでは、
どっちが地域の人が喜ぶか、
地域貢献になるか、わかるだろう!」と。

そのアドバイザーの方のお話では
「大手メーカーに個人事業主が
営業に行っても面会してもらうことすら難しい。
もしも面会してもらえることに
なったとしても、数か月待たされる
ことも珍しくない。」とのことでした。

それでも考えを改めないと態度・言動が一変。
利害関係の「パワーバランス」を
実感した瞬間でもありました。


それに懲りず、世間知らず私は、他の場では、
「福祉を組み合わせた事業にしたい」
という理想を語っていました。

別の専門家の方も良かれと思って
アドバイスしてくだったのですが、
何度言ってもを受け入れず、「防災」に
こだわる私の態度が逆鱗に触れたようで、
「そんなの無理だ。偽善者だ。」と、
捨て台詞を吐いていかれた方も…。


もしも、同じように助言を聞き入れない人が
男性だったり、老舗の経営者だったら…。
どちらの専門家の方も、きっと
同じような態度はしないだろうな…と感じました。

(今でも、福祉の仕事を組み合わせた
仕事を実現できていない自分のことは、
自分自身でも「偽善者」だと思っています。
この言葉を根に持っているわけでもなく、
自戒を込めて、そう言い聞かせています)

後ろ盾がなくなったからこそ見えた世界


専門家やアドバイザーの方にとっては、
私の起業の動機や目的よりも、
「利益になるか、ならないか」が
一番、大事なことだったのです。

その方々がどうして、私の事業に
そこまで口出しするのか…。
もちろん、
「事業を早く軌道にのせて、
安定した経営を…」という
思いも込められていたとは思うのですが、
「顧問」「相談役」等のような立場に
なることが目的だったようです。


表にはみえない様々な思惑、
「メリットがあるかないか」のシビアな世界。

「これは事業や経営の世界では当たり前」と、
今はそう思えますが、その時はまだ、
震災から、まだ数年しかたっていない時期。
「あんなに大変な思いをみんなで経験したのに」と
悲しい気持ちになりました。

また、プライベートでは
嫌がることをしてきて、
「その行為は イジメと感じるし、
苦痛だからやめてほしい」という
こちらの意思表示も受け入れず、
「あなたは、強いから(いじっても)大丈夫」と、
何度もハラスメントをしてきたのは、
子ども達の模範となるべき存在、「教育者」の方でした。

おそらく、私が教育機関で働いていた
ことを知っていたら、上記のような
ことはされなかったと思います。
ということは、「相手の経歴、
立場などによって態度を変えている」ということです。

(こういう方は本当に稀で、私が
これまで出逢えた多く先生方は、
本当に良い方ばかりでした。
今ではこの方にも、
「鍛えていただき 、ありがとうございました」と、
感謝できるくらいになりました。
ですが、今度また同じことをされた時は、
別の方法で対応させていただきます。)

ビジネスの場面以外でも、
カウンセラーの研修会で学んだ
事例のようなことや、ハラスメント、
「男性、女性のパワーバランス」
「暮らしの中に潜む”まさか”」など、
事例にはなかったようなことも
身をもって経験させていただきました。

陰陽のマーク

陰陽のマークで表現すれば、「陰」。
肩書がなくなったからこそ、
知ることが世界でした。

スクールカウンセラーの時は、
肩書や県の非常勤職員という、
後ろ盾に守られていたのです。
もしもあのまま続けていたら、
今でも知ることができなかった世界だと思います。

陰の世界で心の支えになった方々

そんな時、心の支えとなったのが、
乾燥りんごのコンセプトに
共感してくだえるさった県内外の方々でした。

被災地にいても「利益重視の人」
被災地以外の「利益度外視の人」。
後者の皆さんの存在に、
何度、救われたことか…。
本当に支えられておりました。
ありがとうございました。


このように、陰と陽の世界を
行ったり来たりしながら、
事業のこと以上に、
社会のことを勉強させていただきました。

表に出る勇気と、人間不信を克服させてもらえた出逢い

もう一つの「知らなかった世界」

陰の世界を知りつつある頃、
催事販売をしているときに、
通信社の方から取材のお話をいただきました。

吹けば飛ぶような個人事業に、
お声がけいただき、とても光栄で
ありがたいお話だったと思います。
ですが、このときもお断りさせていただきました。


人間不信にも陥っていたことも
ありますが、子ども達の心のケアが
必要な時期で、仮設住宅から
通勤している先生方、
通学している生徒さんがたくさんいました。

スクールカウンセラーとして
何の役にも立てなかったのに…しかも、
まだまだ大変なときに学校を離れた自分が、
表に出るなんて、考えられませんでした。

(今なら、「本気で商売する気あるんですか?」
「そんな気持ちで事業ができるの?」と、
自分に問いたくなりますが…。)


その後も、その記者さんは、
何度も連絡をくださいました。
記者さんのお話を伺っていく中で、
気持ちが変化していきました。

「地元にあまり馴染みのない
通信社さんなら、地元の人が見る
新聞には掲載されないだろう」と思い
取材を受けることにしました。

(「地元に馴染みのない…」なんて、
謝った認識でした。記者さんが
「全国の新聞社に情報を発信します」と、
何度も丁寧に説明してくださった内容を
理解できないくらい世間知らずで
無知だったのです。お恥ずかしい限りです。)

相談員だった過去を言えなかった時期

取材で、「経歴や前の仕事」について
聞かれたのですが、その当時は、自分が
スクールカウンセラーとして働いていた
ことを言えませんでした。というより
子ども達に心のケアが必要な時期に、
その仕事を辞めた自分には、
言える資格がないと思っていたからです。

当時は、確か「主婦」と言っていましたが、
その後、少しずつ「非常勤職員」「相談員」
だったと、言えるようになっていきました。

世間の評価じゃなく、自分の目で確かめることの大切さ

ありがたいことに、その後も
新聞社さん、テレビ局さんから
取材をしていただきました。

出逢ってくださった記者の皆さん
本当に誠実な対応をしてくださいました。
「それが仕事だから」、
「当たり前の対応」という
見方もあるかもしれませんが、
何の利益もならない私に対して、
経歴、年齢、性別などで態度を
変えことなく、接していただいたことが、
本当にありがたかったのです。


人間不信になっていた私に
もう一回、人や世の中を信じてみようと
思わせてくださったのは、
乾燥りんごのコンセプトに
共感してくださった方々や
マスメディア批判のコミュニティで
「マスゴミ」と言われている記者さん達でした。
(大変失礼なのですが、あえて、ここでは こう表現させていただきます)


陰の世界での経験によって、

「周りの評判や評価で先入観を持つことなく、
自分の目で確かめることが大切」


■「人を肩書、経歴、職業で判断してはいけない」


ということも学ばせていただきました。

傾聴してもらうことによる効果を体験


記者さんの直球のような質問によって、
「それまで誰にも言えなかったことを話せた」
ということもありましたが、逆に、
「痛いところを触れられた」という
感覚もありました。

カウンセラーは、感情に焦点をあてて
相談者さんの話を傾聴します。

記者さんは、感情にだけ焦点をあてて
質問してくださるわけではないのですが、
「ジャッジをしない」
「わかりにくいところは、さらに深堀り」して、
じっくり耳を傾けて聴いてくださいました。

それによって、
また、少しずつ前向きな考えになれて、
表に出ることの恐れもなくなっていくなど、
傾聴していただいたことによる効果も
実体験することができました。

  • 気持ちの整理
  • 自己理解の促進
  • 気持ちと行動の変化
  • カタルシス(浄化)効果

カタルシスという言葉は、「心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること」を意味します。

第36回 カタルシス | 10分でわかるカタカナ語(三省堂編修所 )

陰の世界を知り、実体験したからこそ

パワハラ・いじめで悩んでいる方の力に

今、振り返ってみると、
肩書もない、事業や経営がわからない
経営初心者の女性が個人で、
世の中を知らないまま働くことは、
大げさに思われるかもしれませんが、
「鎧もつけずに、戦に行くようなもの」
だったということに気付きます。


2020年6月から、職場における、
いじめ・嫌がらせを防止するため
「雇用管理上必要な措置を講じること」が義務づけられました。
(2020年~は大企業のみ。中小企業は2022年4月から)

厚生労働省によると、
2018年度に寄せられた民事上の
個別労働紛争の相談件数のうち、

パワハラなどの「いじめ・嫌がらせ」が8万件超で、過去最多。
 相談内容別でも、25・6%を占め、7年連続でトップ

パワハラ防止法が施行された理由には、
上記のような背景があるからです。

ケースによっては、さらに弁護士さん等の専門家に
相談することも視野にいれた方が
良い時もあると思います。


自分も体験したからこそ、
パワハラ・ハラスメントの悩みは
「感情の整理」だけでなく、
「人間関係の力学(パワーバランス)」

知っていただきたいです。


どうか、必要以上に、
ご自身を責めたり、
自分の存在を消してしまいたいなどと、
追い詰めたりしませんように…。

あなたが「この人にだったら…」と
信頼できる方に、話を聴いてもらうなどして、
ご自身の心身の健康を維持していただきたいです。

今の私にできること…

《今の私にできること》
■「モヤモヤした感情の整理」のお手伝い
■「解決できる悩み・問題」への対処方法を一緒に考える
■「解決できない悩みや問題」を相談者さんが抱えられるようになるまで伴走する


乾燥フルーツComeComeや
防災士の活動に取り組んできたのは、

「あの日、多くの人が抱いた絶望感、
無力感などの悲しみ。
次世代を担う子ども達やほかの地域の方に、
同じ想いをさせたくない。」という思いからでした。

ですが、世の中には理不尽なことや
不条理なことがたくさんあることを知り、
「普段の暮らしの中で、人生に絶望を感じている人もいる」
ということに、改めて気づかされました。


全国には様々な相談機関がありますし、
取材してくださった記者さん達のように、
「光のないところに光を当てる仕事をしていきたい」と
思っている方もいます。
今、周りにそのような人がいなくても、
今は出逢えていないだけかもしれません。

おこがましいかもしれませんが、
陰の世界で私が経験したことや、
救ってくださった方々の存在を
知っていただくことで、
もしも今、思い悩んでいたり、
生きることを諦めようと思っている人の
希望になれたら幸いです。


カウンセラーと名乗っていますが、
本当は肩書や資格を伝えなくても
活動できたら…と思っています。
でも、今そうしても
相手の方からすれば、
「どのような経験があって、
何をしている人ですか?」という
展開になってしまうと思いますので、
相手の方にとってわかりやい
「目印」のつもりで使っています。

人間不信に陥ったときに、
希望をもたせてくださった方々のように、
今度こそは自分も、寄り添えるような存在になりたいと思っています。

悩み苦しんだからこそ、
その経験をあなたの強み、糧として、
歩んでいっていただきたいと、心から願っております。

今の苦しみや困難を力に変え、
「あの時があったから、今の私がある」と思える日が訪れますように…。