• レジリエンスな社会、生き方、育て方。個人と組織のパフォーマンスアップにつなる情報サイト。(一社)トータルセーフティネット。岩手大船渡の防災士・産業カウンセラー

先日、家族が発熱したときに感じた不安…


その正体がわかりました。
(これは、新型コロナウイルスの感染者が、少しずつ全国ひにろがって来ていた3月上旬に書いたものです)

もちろん、感染することへの怖さもありますが、それ以上に、感染したことを知った周りの反応に対する不安の方が大きかったのです。

周りに対する不安には、

■知らないうちに感染を広げてしまっていないか?
■感染者探しをされないか

などです。

家族が発熱した時に、自分が感じた不安

理解者が一人でもいてくれれば…

   
その不安が分かるのと同時に、以前、防災講座で「大勢が集まる避難所へ行かない選択をするかも」と話してくださった方々のことを思い出しました。
  
災害時、非日常の中で誰もが不安を感じますが、その方々には、「周りの人に理解してもらえるだろうか、話せる人がいるだろうか」という「別の不安」も抱えているということを自分ごととして理解することができました。
   
「困りごとが解決できなかったとしても、
そのことを打ち明けられる人、
困りごとを理解してくれる人が 
一人でもいてくれたら…。」


この不安を打ち明けられたのは、普段からサポートしてくださっている主催者の方やお互いの気持ちが理解できる当事者のみなさんが集う場で、「何を話しても大丈夫」と思える心理的に安全な場(心理的安全性)だったからだと思います。

心理的安全性(こころの安全基地)とは…

 
心理的安全性(こころの安全基地)=「一人ひとりが不安や恐怖を感じることなく安心して発言・行動できる状態」

    
新型コロナの関係で、先行きが不透明で、感染への不安もあります。
感染してしまったら、職場や接触者、家族などへうつしていないだろうかの不安、封鎖・消毒等の作業などへの申し訳なさも感じるのではないでしょうか?
   
いつ誰がどこで感染するかわからない状況になりつつあるように感じます。せめて、発熱や感染したあとは差別されることなく、温かく見守られているように感じられたら、治療にも専念できて、回復も早くなりそうな気がします。
    
心理的安全性も、日常の延長にあるものなんですね…。
    
依存関係でもなく、同調を求められることもなく、社会的役割や肩書き抜きで、本音を話せる相手や はきだせる場は、ありますか?
そういう人や場がある場があるだけで、心強くなり、日々のパフォーマンスが変わってきそうですね…。
  
「心理的安全性」は、減災につながるだけでなく、普段の暮らしの個人・組織のパフォーマンスにも影響を与えてくれそうです。

心は見えないけど、確かに感じるもの


なんて言いながら、自分も心のことは、わからないことだらけだと思っています。
ちなみに、文系、理数系どちらが好きだったかというと、答えや法則を見つけやすい算数や数学の方が好きでした(得意ではありませんが…)
答えがはっきりわからない国語のような教科はあまり好きではなく、心理学にもほとんど関心がありませんでした。
  
ですが、不登校や集団が苦手な子どもさんと出会い、その子どもさん達のことをもっと理解したいな…と思っていくうちに心理の世界に入り込んでしまったという感じです。
 
しかも最初は「目に見えない心をどうやって学ぶんだろう?」という疑いを常に持っていたようなきがします(笑)

自分の目で確かめないと納得できない性分なのでしょうね…💦
   
心理を学び始めた頃よりも、今の方がもっとわからないことが増えました(自分のことも子どものことも、よく理解できていませんし、逆に距離が近すぎてわからない感じです)
  
こころは心臓のあたりにあるものなのか、頭で感じた感情のことなのか、このこともはっきり理解できていません。
が、見えないものではあるけども、確かに人の行動に影響を与えるものであるということは、理解できたような気がします。

こころの安全基地、作ってしまいました(2020年4月)