「賞味期限が過ぎても すぐに食べられなくなる訳ではない」
ということは、ご存知かと思います。
では、どのくらいの期間が過ぎていても食べられるのか?
そのことを、もう少し詳しく知っていただくことで
3つのメリットが期待できます。
《注意》
ここでお伝えしている賞味期限と安全係数は、常温保存で賞味期限が半年以上ある長期保存可能な食品のことです。
産直などに地元に出品されている加工品には、類似商品を参考に賞味期限が設定されている商品もあります。
全ての食品が、賞味期限検査をしているわけではありません。
(常温保存可能で賞味期限が比較的長いものは、そのような期限設定でもOKなものもあるようです。詳しくは、保健所に問い合わせてみてください)
常温保存可能な食品といっても賞味期限は、
30日間、60日、90日、1年、2年…と、
食品の特性によって設定される期限は異なります。
流通させるときの消費期限・賞味期限は、
「検査で合格した期間」×「安全係数(0.7~0.8)」
として設定することになっています。
たとえば…常温保存可能な食品の賞味期限が30日間で、期限が1週間過ぎていたとしても 30日(賞味期限)÷ 0.8(安全係数)=37.5日(検査で合格した期間)
となりますので、食べても大丈夫なのです。
賞味期限が過ぎた場合でも食べられるかどうか、普段から五感で判断することを習慣にするのも良いかと思います。
与えられた情報だけで判断するのではなく、自分で情報を確認して、自分で判断するということも、
「防災食のワークショップ」などを通じて、困難を乗り越える力、生きる力として、伝えていきたいと思っています。
「食品、賞味期限、安全係数」をキーワードにして、調べて知っておくと良いかと思います。